










Vintage Knoll Pollock Executive Chair/ノル ポロックエグゼクティブチェア ヴィンテージ
Designed by Charles Pollock
Charles Pollock/チャールズ・ポロックが手がけたPollock Executive Chair/ポロックエグゼクティブチェア。
1963年に発表されたミッドセンチュリー期を代表するオフィスチェアのひとつで、今回ご紹介するものは、4本脚ベースのヴィンテージアイテムです。
座ったときの快適さはもちろん、空間の中に置かれたときの美しさまできちんと考えられている。
その完成度の高さが、今見てもまったく古びて見えない理由ではないでしょうか。

チャールズ・ポロックは、ニューヨークのデザイン学校プラット・インスティテュートを卒業後、George Nelson/ジョージ・ネルソンのもとで働いたのち、Knoll/ノルでは名作と言われるチェアを多数手がけました。
若い頃から線と構造の扱いに優れ、1961年にはラウンジチェアmodel.657 を発表。
その後に生まれたのが、このポロックチェアでした。
彼の仕事には、派手な装飾ではなく、必要な線だけで美しさを成立させるような潔さがあります。
このチェアにも、構造そのものを美しく見せるという、ポロックらしさがよく表れています。

このチェアを語るうえで欠かせないのが、ポロック自身が説明した”Rim Technology”
これは、チェアの外周をぐるりと囲む一体のアルミニウムバンドによって、構造的にも視覚的にも全体を成立させる考え方。
このバンドが、シェルとクッションをまとめ上げながら、同時にこの椅子の象徴的な輪郭をつくっています。

こちらはブラックの張地と金属フレームのコントラストがとても印象的。
ふっくらとしたクッションのやわらかさに対して、外周をなぞるメタルのラインが全体をきりっと引き締めています。
そのバランスが絶妙で、ラグジュアリーでありながら、過剰に重たく見えないのがこの椅子の魅力です。

ボタン留めによるほどよい陰影もあって、面の広い背と座に表情が生まれているのも良いところ。
モダンでシャープ、それでいてどこか包み込まれるような雰囲気もある。
仕事用の椅子でありながら、ラウンジチェアのような色気も感じさせます。

Every detail has been carefully considered—from comfort when seated to how beautifully it looks when placed in a room.
アームの形にもご注目。
四角でも丸でもなく、やわらかく角を落としたような独特のラインで、シート全体の流れに自然につながっています。
このアームがあることで見た目に軽やかな抜け感が生まれ、全体の輪郭もぐっと印象的になっています。
単なる肘置きとしてではなく、椅子全体の造形を完成させる重要な要素としてデザインされているよう。
ポロックの線の美しさが、こういうところにもちゃんと出ています。
ポロックチェアは、その洗練された見た目から少し緊張感のある座り心地を想像しがちですが、実際はかなり快適。
外周のフレームで形を整えながら、内側にはしっかりとクッション性があり、身体を受け止めてくれます。
背にも座にも適度なボリュームがあるので、デスクワークにはもちろん、少し深く腰掛けて過ごすような使い方にも向いています。
“働くための椅子”でありながら、“居場所になる椅子”でもある。
その両立が、この椅子の最大の魅力です。

4本脚のベースは、一般的なオフィスチェアの印象を決める5本脚ベースより足元がすっきり見え、空間の中でより軽やかに映ります。
また、昇降機能、ロッキング機能、回転機能が備わっており、キャスター付きなので移がしやすく、実用性もしっかり確保。
ベース支柱裏のネジを押さえながら座面を回転させると、昇降可能。
このちょっとアナログな仕様もまたヴィンテージならではのちょっと面白いポイントです。
座ると背と座が一体となってゆるやかに傾き、身体の動きに合わせて自然に体重を受け止めてくれます。
デスクワークの合間に少し背中を預けたり、電話をしながら姿勢をゆるめたり、読書のときに深く腰掛けたり。
ただ固定された椅子よりも、ほんの少し身体の動きに余白ができることで、座っている時間そのものがぐっと楽になります。

※昇降機能は経年によりネジが固くなっています。
※ロッキングは座面したのボルトで調節可能。
ポロックチェアは発表から半世紀以上を経た今も、Knollを代表するデザインのひとつとして高く評価され続けています。
構造、機能、美しさ、そのどれかひとつだけではなく、全部がきちんと釣り合っている。
ポロックエグゼクティブチェアは、そんなミッドセンチュリーの理想が、すっと一脚の中に収まったような椅子です♪
クリーニング等のメンテナンスを行いました。
座面裏やフレームの縁に傷、レザーシートに傷やスレなど、使用感がございます。
金属部に傷や錆などがございます。
その他、ヴィンテージアイテムのため、経年や使用に伴う細かな擦れや傷、打痕などがございます。
※経年により、ベース支柱内部のねじ機構に劣化が見られるため、昇降や回転の動きにやや固さがございます。
また、昇降の際に座面を無理に回し過ぎますと、支柱裏側のストッパーが外れる恐れがございますので、ご注意ください。
ご使用の際は、座面の高さをある程度固定した状態で、昇降はなるべく控えめにしていただくと安心です。
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【サイズ】横幅 67cm 奥行 72cm 高さ 80cm 座面高さ 45cm アーム高さ 64.5cm
※座面は+3cmほどはスムーズに昇降できますが、ベース支柱内部のねじ機構に劣化がみられるため、それ以上に高さを上げてしまうと、支柱裏のストッパーが外れてしまう恐れがございます。座面の高さをある程度固定した状態で、昇降はなるべく控えめにしていただくと安心です。
【材質】レザー、アルミ
【デザイナー】Charles Pollock/チャールズ・ポロック
【メーカー】Knoll/ノル
【年代】1960〜1990年代
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