こちらはスウェーデンを代表する近代アートガラスの巨匠、Bertil Vallien/バーティル・ヴァリーンによって1970年代にデザインされたBoda Zooシリーズの一品、カバ。
Boda Zooシリーズは他にもゾウやキリン、ライオンなどたくさんの種類の動物たちが作られました。
バーティル・ヴァリーンは国立スウェーデン芸術美術大学在学中にスティグ・リンドベリのもとで学び、彼にその才能を高く評価されたといいます。
また、同じくスウェーデンを代表するガラスアーティスト、エリック・ホグランのアシスタントを務めたという経歴を持ちます。
国際的な賞を数々受賞するなど、その名は世界的にも知られており、80歳を超える現在でもKosta Bodaに在籍し精力的に活動しています。
若かりし頃より、実験的な試作を多く作り、周りの人々がアッと驚くような斬新な手法を次々と発見していたそう。
当時より職人さんとの信頼関係は厚く、”ガラスの王国”と呼ばれるスウェーデンのガラス産業は職人技無くしては生き残ることができないと語っています。












