このランプを印象付けているのは、横へ大きく張り出した円盤状のフォルム。
脚元からふっくらと膨らみ、中央の首元へ向かってすっと立ち上がる姿は、幾何学的でありながらどこか有機的です。
円盤や独楽のようにも、植物の実や種のようにも見える、不思議な造形美を楽しめます。

円盤の中心から外側へ施された、放射状に広がる細かな筋模様。
光を受ける角度によって細かな陰影が生まれ、立体的な表情を見せてくれます。

色合いは、カーキとオリーブを混ぜ合わせたような渋みのあるカラー。
筋模様の凸部分には少し明るいカーキが現れ、溝や縁、首元には深いグリーンブラウンが溜まっています。
ひとつの色では言い表せない複雑な濃淡が、独特の奥行きと存在感を生み出しています。

シェードには、やわらかなアイボリーカラーのプリーツシェードを合わせています。
細かく連なるプリーツと、陶器ベースに刻まれた放射状のラインがさりげなく呼応しているのも美しいポイント。
個性の強いベースを上品にまとめ、ランプ全体へ軽やかさと華やかさを添えています。

灯りをともすと、プリーツを通した穏やかな光が広がり、オリーブカラーの陶器にもあたたかな艶が浮かび上がります。
サイドボードやキャビネット、デスクの上では、空間の雰囲気をぐっと深めるアクセントに。
消灯時にも陶器のオブジェのように絵になり、昼と夜で異なる表情を楽しめます。

幾何学と有機的な造形、渋く複雑な釉薬の色、そして繊細な筋模様。
それぞれの要素が重なり合い、どこか分類しきれない唯一無二の佇まいを作り上げています。
照明としてだけでなく、Søholmならではの豊かな陶芸表現を味わえるひとつの造形作品として、ぜひお楽しみください♪

















