Riihimäen Lasi Pikku Matti Helena Tynell Decanter/リーヒマエン・ラシ デキャンタ 小さなマッティ ヘレナ・ティネル 北欧ヴィンテージ

フィンランドの国民的作家Zacharias Topeliusの童話『Pikku Matti』をモチーフに、物語に登場するキャラクターたちをユーモラスなガラスデキャンタとしてデザインされています。
今回はその中から、主人公の小さなマッティ（Pikku Matti）と、物語の転機をもたらす存在である知事（Maaherra）をご紹介します。

小さなマッティはあどけない笑顔と丸い瞳が印象的。
細かなドットパターンで表現された服のテクスチャーが光を受けてきらめき、まるで夏の日に外で遊ぶ少年のような瑞々しさを感じさせます。
肩幅よりやや短い足元や、角ばったフォルムは愛嬌たっぷり。
ガラスの透明感と造形の組み合わせによって、シンプルでありながらも温かみのある存在感を放ちます。

ピシッと立ち並ぶ縦のラインで服の質感を表現し、どこか威厳ある佇まいの知事。
小さな目と控えめな口元が、厳しさの中にも優しさを漂わせています。
角ばったフォルムはマッティと共通していますが、より背筋を伸ばした印象で、物語の中での頼もしい役割が造形からも伝わってきます。

元々は蓋と小さなシュナップグラスが付属していたようですが、いずれも欠品しています。
それでもなお、キャラクターとしての造形美と存在感は損なわれることなく、インテリアとしての魅力が際立っています。
そのまま飾ってもよし、一輪挿しとして使うもよし。

棚やキャビネットの中に並べれば、まるで絵本の1ページのようなディスプレイに。
ふと目が合うたび、ガラス越しに広がる小さな世界をお楽しみください♪

Detailed Condition