Riihimäen Helena Tynell Maaherra Tumbler Blue/リーヒマエン・ラシ ヘレナ・ティネル タンブラー ブルー 北欧ヴィンテージ

リーヒマエン・ラシを代表するデザイナーのひとり、Helena Tynell/ヘレナ・ティネル。
フィンランドのアートガラスのパイオニアとも言われ、1940〜70年代にかけてリーヒマエン・ラシのトップデザイナーとして活躍しました。
こちらはヘレナ・ティネルによってデザインされた”Maaherra”シリーズのタンブラー。

”Maaherra”は1969〜1971年というわずか数年しか製造されなかったデキャンタシリーズにラインナップするひとつ。
フィンランドの国民的作家Zacharias Topeliusの童話『Pikku Matti』をモチーフにしたシリーズです。
”Maaherra”とは、フィンランド語で”知事”という意味で、『Pikku Matti』に登場するとても重要なキャラクターでもあります。

デキャンタはキャラクターそのものを模した、愛らしいデザインですが、タンブラーはそれに比べるととてもシンプル。
厚みのあるブルーガラスは、氷を思わせるような有機的なテクスチャーをまとい、光を受けるたびに湖面のきらめきのような表情を生み出しています。
側面に押し出された丸いモチーフは、このシリーズを象徴する特徴であり、静けさの中にリズムと遊び心を与えています。