Peter Ivy Glass Coffee Jar/ピーター・アイビー ガラス コーヒージャー

Designed by Peter Ivy

アメリカ出身のガラス作家、Peter Ivy/ピーター・アイビー。
デザインから制作まで自ら手がけ、機能性と静かな美しさを併せ持つガラス器を生み出しています。
米ロードアイランド・スクール・オブ・デザインで美術を学び、2002年の来日後、日本の愛知教育大学で教鞭をとった後、2007年に富山へ移住。
古民家を改装した工房を拠点に、制作と後進の育成を続けながら、日本のガラス工芸に新たな風を吹き込んでいます。

Its form is satisfying to behold, yet it possesses practicality that naturally blends into everyday life.

ガラスとワイヤーという異素材が見事に調和したデザイン。
極限まで削ぎ落とされた形の中に、素材の持つ質感や強さ、美しさがそのまま表れています。
装飾的ではないのに、確かな存在感を放つ佇まいです。

持ち手のように少し飛び出たワイヤー部分を上に持ち上げると、蓋の上のワイヤーが外れ、蓋を開けることができます。
パッキンを使わず、ワイヤーのテンションで開け閉めするという、とてもユニークな構造です。

コーヒー豆を入れれば落ち着いた香りを引き立て、雑穀や乾物を入れても自然に馴染む。
実用的でありながら、まるでアートピースのようなガラス器。
ワイヤーは外側が銅で覆われているため、暮らしの中で使いながら、その経年変化を楽しむことができます。

「美しく、そして使えるものを。」
ピーター・アイビーの作品に共通するのは、芸術性と機能性の絶妙なバランス。
見ているだけで満たされる造形でありながら、日常に自然と溶け込む実用性を備えています。

朝のコーヒータイム、午後のひと休み、ふとした瞬間にふと目に入るガラスの表情。
使う人それぞれの生活に寄り添いながら、空間にちいさな余白をつくり出してくれる道具です♪

Detailed Condition

ワイヤーが経年により変色しております。
ワイヤー部分を強くこすると、表面の銅が剥がれて内部の鉄が露出し、劣化の原因となることがあります。
磨かずに、素材が持つ風合いの変化をそのままお楽しみください。
経年による傷や細かな擦れなどがございますが、ヒビやカケなどの大きなダメージはございません。