











Danish Vintage Mogens Koch Folding Chair MK16 Interna/デンマークヴィンテージ モーエンス・コッホ フォールディングチェア インテルナ
Designed by Mogens Koch
1932年、デンマークの建築家Mogens Koch/モーエンス・コッホによってデザインされた、名作フォールディングチェア「MK16」。

ビーチ材のフレームにキャンバスとレザー、真鍮の金具を組み合わせた、軽やかさと品格をあわせ持つ一脚です。
こちらはMK16が本格的に製品化された初期の時代にあたる、Interna/インテルナ製のヴィンテージアイテムです。

モーエンス・コッホは、デンマークモダンの礎を築いたKaare Klint/コーア・クリントのもとで学び、その思想を受け継いだデザイナーのひとり。

家具だけでなく建築や教会の修復にも携わり、機能や構造、寸法を丁寧に読み解きながら、長く使い続けられるものづくりを追求しました。
のちには王立芸術アカデミーで教鞭を執り、Børge Mogensen/ボーエ・モーエンセンらの世代にも大きな影響を与えています。

MK16は、教会で使用する椅子のコンペをきっかけに生まれたとされるデザインです。
その原型には、古代ローマにまで遡るX字型の折りたたみ椅子や、持ち運びを前提としたキャンペーンファニチャーの構造を見ることができます。
歴史ある形式をただ再現するのではなく、余分なものを取り除き、現代の暮らしにふさわしい明快な家具へと進化させました。

発表当時はあまりに斬新だったため、すぐには本格的な商品化へ至らず、約30年を経た1960年頃からInternaによって製造が始められました。
今回、背もたれと座面のキャンバスは新しいものへ張り替えています。

左右のフレームを近づけるように折りたためば、すっきりとコンパクトな姿に。
必要なときに広げ、使わないときには壁際へ寄せておくことができるため、来客用の椅子としても便利です。
持ち運びや収納のしやすさを備えながら、身体を包むキャンバスの適度なしなりとレザーのアームが、ゆったりとした座り心地を生み出しています。

建築のように緻密な構造、素材の特性を生かした潔い組み合わせ、そして折りたためるという優れた機能性。
そのすべてが静かに調和した、モーエンス・コッホを代表する一脚です♪
Detailed Condition
↑分解、洗浄、サンディング時の様子
分解後、古い塗装の洗浄、サンディング等の後、ワックス塗布を行いました。
背もたれと座面は新品のキャンバス地に張り替え済みです。
アームのレザーに経年や使用による変色や、細かなシワ、表面的なヒビがみられますが、使用には問題ない程度と思われます。
その他、ヴィンテージアイテムのため、使用や経年に伴う傷や擦れなどがございますが、大きなダメージはございません。
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