さらに調べると、実はマルト・スタムより5年程前にアメリカのHarry E. Nolanがカンチレバー構造のチェアを開発していたとも言われています。
(Harry E. Nolanのデザインは構造や素材などの面から見て最終的には実用化できなかったそうです)
現在ではTHONET社とKnoll社が正規品を製造販売していますが、リプロダクト品も多数販売されています。
こういった経歴のあるチェアのため、実際の所何がオリジナルなのかという判断が難しいアイテムでもあります…

誕生から100年近く経つ現在でも、カンチレバーの名作チェアとして世界中で愛され続けるチェスカチェア。
最近では世代を問わずその人気に再び火がついてきているように感じます。
現行品ではブラックとナチュラルが作られていますが、こちらは珍しいダークブラウンカラー。
両色のちょうど中間といった雰囲気で、モダンにもナチュラルにも合わせやすいカラーです。
また、アームタイプはダイニングだけでなく、デスクチェアにもおすすめ。
いかにもというデスクチェアよりも、インテリアとしてお家に馴染んでくれるようなチェアをお探しの方、ぜひいかがでしょうか♪















