Japanese Vintage Kotobuki Shell Chair/ジャパンヴィンテージ コトブキ スタッキングシェルチェア
Japanese Modern Design
『椅子のコトブキ』として知られるコトブキシーティングは1914年、「壽商店」として創業しました。
初めは植物繊維を編んだグラス・ラグの販売を行っていましたが、のちに敷物に合わせた椅子の販売を始めました。
1920年代には当時画期的だった連結椅子を開発し、全国の劇場やホールなど多くの施設に納入されました。
1950年代にイームズのシェルチェアが日本にやってきたとき、日本デザイン界のパイオニアの剣持勇がこのシェルチェアをもとに日本でFRP製のチェアを作るという試みを一緒に始めたのがコトブキでした。
1956年にはFRP(繊維強化プラスチック)製品の量産に向けた研究を始め、1958年にはついに量産が始まりました。
Designed to be easy for anyone to use.
こちらはFRP製の背座一体シェルにスタッキング可能なスチール製のベースを合わせたチェア。
見た目はイームズのシェルチェアとそっくり。
今回入荷した3脚のうち2脚はサイドテーブルが付いたチェアで、コトブキチェアの中では珍しいタイプになります。
主に学校で使われたチェアで、イームズのシェルチェアでは同じような仕様のベースは”スクールベース”と呼ばれています。
テーブル部分は上げ下げすることができるので、テーブルを上げておくと座ったり立ち上がったりする時にも邪魔になりません。
また、スタッキングと椅子同士の連結が可能なデザインになっています。
もう1脚はシンプルなスタッキングチェア。
数年前には、1960年代に作られた高品質な日本製プロダクトを復刻するプロジェクト「60VISION」によって”カリモク60”や”マルニ60”などと共に復刻されました。
背もたれが少し低いデザインが特徴です。
コンパクトながら、シェルの曲線が身体にフィットし、長時間座っても疲れにくいような設計になっています。
FRPは丈夫で且つ、耐熱性耐久性に優れている素材です。
そのため、コトブキチェアは駅のホームやスタジアムなどの屋外施設でも多く使われています。
コトブキチェアは必ず一度や二度はどこかで見たことのあるチェアではないでしょうか。
日本人の誰もが親しんできた”ジャパニーズシェルチェア”をぜひご自宅に♪
Detailed Condition
クリーニング、ワックス塗布等のメンテナンスいたしました。
シェルとベースを固定するマウント部分に経年によるヒビが見られます。
ヴィンテージ品のため、経年や使用に伴う傷、擦れや打痕、フレームに錆などがございます。
・サイドテーブル付き①
テーブル部分に傷、削れがございます。
脚部に若干の歪みが見られますが、ガタつきはございません。
・サイドテーブル付き②
テーブル部分に傷、削れがございます。
脚部に若干の歪みが見られますが、ガタつきはございません。
脚先のキャップが埋め込み仕様になっています。
・スタッキングチェア
シェル部分に汚れ、ネジ部分に錆がございます。
各アイテムの詳細画像はこちらからご確認下さい。☟
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【サイズ】
・サイドテーブル付き①,②
横幅 59.5cm(テーブルを上げた状態 63.5cm) 奥行 50cm 高さ 76cm(テーブルを上げた状態 85cm) 座面高さ 44.5cm 座面横幅 39cm
テーブル部分 横幅 30cm 奥行 54cm
・スタッキングチェア
横幅 44cm 奥行 47.5cm 高さ 71cm 座面高さ 45cm 座面横幅 35cm
【材質】シェル:FRP(ファイバーグラス)/ベース:スチール/テーブル:木製
【年代】1960〜70年代
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【配送方法】
※1脚あたり
ヤマト運輸もしくは自社便での配送を予定しております。
配送料はカートページよりご確認の上、お選びください。
・らくらく家財宅急便 Bランク
・自社便配送料 [Aエリア]1000円[Bエリア]2000円[Cエリア]3000円