こちらは1971〜1977年まで作られていたシリーズ”EMMA/エマ”のコーヒーカップ&ソーサーとプレート。
フォルムデザインはグスタフスベリの全盛期を支えた天才デザイナーと呼ばれた、Stig Lindberg/スティグ・リンドベリ。
デコレーションデザインは1969〜1974年までグスタフスベリに在籍していた、スウェーデン出身のデザイナーPaul Hoff/ポール・ホフ。
1973〜1994年まで長きにわたって続いたシリーズ”Arter i Fara”では絶滅危惧種の動物をモチーフにしたプレートをデザインし、彼の代表作のひとつとなりました。
また、陶磁器のデザインだけでなく、1972~1982年までコスタ・ボダではガラスデザイナーとしても活躍しました。
こちらの”エマ”は、りんごの果実とその花で一面を埋め尽くすように描かれた華やかなシリーズ。
白地にブラウン一色というシンプルなカラーでありながら、点描画のようなタッチで描かれたりんごの実と、線で描かれた可憐な白い花の対比がなんとも素晴らしい。
繊細なタッチを得意とするポール・ホフらしいデザインです。





















