Danish Vintage Frem Røjle Dining Chair/デンマーク ヴィンテージ ダイニングチェア 北欧家具

Danish Modern Design

無駄のない、すっきりとした佇まいのダイニングチェア。
北欧デンマークの家具メーカーFrem Røjle製、1960年代ごろのヴィンテージアイテムです。

Frem Røjleについてはあまり情報が残っていませんが、現在でもヴィンテージ市場で大変人気の高い、Hans Olsen/ハンス・オルセンによってデザインされたダイニングセットの製造元でもあります。
良質な素材を使った、彫刻のようなシルエットや繊細な加工など、熟練の職人さんの手によって生み出されたクオリティーの高い家具を製造していました。

Create a high-quality space by incorporating chairs with a refined appearance typical of Scandinavian modernism.

こちらのチェアのデザインを手掛けたのは、Poul M. Volther/ポール・M・ヴォルターと言われています。
背もたれにはチーク材、その他のフレームにはウォルナット材を使用しています。

ポール・M・ヴォルターは、ハンス・ウェグナーの27歳という若さでFDB Møbler(デンマーク生活共同組合連合会)の2代目デザインマネージャーを務め、流行にとらわれることのない、丈夫でシンプルな家具を多くデザインしました。

彼のデザイン性や機能性へのこだわり、”人々の生活を向上させるための家具”という信念は後世にも大きな影響を与えました。
デンマーク人の5人に1人が所有していたとも言われるほどに大ヒットしたチェアJ46も手掛けています。

脚部を繋ぐ”貫”は、一直線ではなく抑揚のついたラインを描いており、シンプルなデザインの中に印象的な表情を与えています。
座面横のフレームと脚部の接合部分の斜めラインもポイント。
サイドに見えるネジ穴を隠すための丸い木栓が、可愛らしいアクセントになっています。

分解後、洗浄やサンディングなどのレストア後、オイルで仕上げを行いました。
座面シートとウレタンは新品で張り替えを行いました。
フレームにヒビの補修がある箇所がございます。
ヴィンテージアイテムのため、経年や使用に伴う細かな傷や擦れ、小さな打痕などがございますが、大きなダメージはございません。

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【サイズ】横幅 46.8cm 奥行 48.5cm 高さ 77cm 座面高さ 約44cm

【材質】チーク材、ウォルナット材

【デザイナー】Poul M. Volther/ポール・M・ヴォルター

【メーカー】Frem Røjle

【年代】1960年代

【仕上げ】オイル

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