Danish Vintage Bang&Olufsen System Cabinet SC70/デンマークヴィンテージ バング＆オルフセン システムキャビネット ローズウッド材 北欧家具

Designed by Jacob Jensen

こちらは、デンマークのオーディオブランドBang & Olufsen/バング＆オルフセンによる、ヴィンテージのシステムキャビネット「SC70」

1960〜70年代にかけて同社で数々の名機を手がけたデザイナー Jacob Jensen/ヤコブ・イェンセンによるデザインです。

Furniture that elevates your entire living room, not just as a place to put appliances, but as part of the interior design.

1925年にデンマークで創業したBang & Olufsen は、オーディオ機器の世界において常に革新と美を追求し続けてきたブランド。
高い音響技術はもちろんのこと、機能と造形美が融合したプロダクトデザインによって、単なる家電ではなく“暮らしを彩る道具”として数々の名作を世に送り出してきました。

その黄金期を築いた中心人物が、1960年代から同社のデザインを手がけてきた Jacob Jensen。
直線と面を巧みに生かしたミニマルな造形、機能性を損なわず装飾を削ぎ落としたプロダクトは、北欧デザインの代名詞とも言える存在となり、世界中の美術館に作品が収蔵されるほど高く評価されています。

このキャビネットは、Bang & Olufsenの”Beocenter”シリーズのオーディオ機器を美しく、機能的に配置するためにデザインされました。
レコードプレーヤーやチューナー、カセットデッキといったオーディオコンポーネントをひとまとめにできるように設計されており、セットアップ全体を一体のインテリアとして完結させることができます。

側面が少し立ち上がり、さらに角が斜めにカットされた独特の形状は、Beocenterシリーズのオーディオがぴたりと収まるよう設計されています。
内部の構成も非常に機能的で、左側はレコードや大型の雑誌を立てて収納できるスペースに。

右側の上段にはカセットテープ用のトレイ、中段には棚板がスライド式で備わっています。
音楽メディアを用途ごとに整理でき、必要なものがすぐ手に取れる設計は、まさに“使いながら楽しむ”ことを前提としたデザインです。

素材には上質なローズウッドを使用。
深みのある色合いと流れるような木目は、ヴィンテージならではの風格をまといながら、どこかモダンな印象も漂わせます。
脚部のフレームはスチール製で、本体がただ“乗っている”だけという驚きの構造になっており、軽やかな浮遊感とミニマルな印象を演出しています。

お気に入りのレコードプレーヤーとスピーカーを組み合わせて、リビングの一角にこのキャビネットを据えると、それだけで空間がひとつの「音楽のある部屋」に変わります。
夜には間接照明のもとで木目が静かに浮かび上がり、心地よい音と共にくつろぎの時間が流れていく。

本棚やディスプレイラックとして使っても美しく、また、テレビボードとしてリビングの中心に置く使い方もおすすめ。
オーディオシステムを組み込むために設計されたキャビネットですが、その構造とサイズ感は、現代の暮らしにも驚くほどフィットします。

ローズウッドの上質な木目とメタル脚の組み合わせは空間を引き締め、「ただ家電を置く場所」ではなく、「インテリアの一部」としてリビング全体を格上げしてくれます。
オーディオラックとしてだけでなく、現代のライフスタイルに寄り添う多用途なキャビネットとして楽しめる一台です。

Detailed Condition

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【サイズ】

・全体 横幅 76cm 奥行 36.5cm 高さ 70cm

【材質】ローズウッド材、スチール

【年代】1960〜1970年代

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