オルガ・オソルはウラ・プロコッペほど名前が知られていませんが、1926年から1971年まで長きにわたってアラビアで活動し、アラビア・アート・デパートメント(芸術部門)の責任者も務めていました。
彼女の代表作である、ゴージャスで可憐な花をモチーフにした”Myrna/マーナ”は1937年の発表以来、2005年まで生産され続けた人気シリーズです。
クラシカルな絵柄のマーナに対し、こちらのトゥントゥリはシンプルで素朴な味わいが魅力。
ベージュとブラウンのシンプルな2色使いでとても落ち着いた雰囲気のあるシリーズです。
ルスカのようにさらっとしたマットな質感がどこか和食器にも通ずるような佇まいがあります。
ハンドペイントならではの色の濃淡や線の揺れなどもまた味わい深いですね。