こちらは1969年に発表されたローテーブル、”STUDIO 120”
イタリアのメーカーArtemide/アルテミデで作られたヴィンテージアイテムです。
アルテミデというと照明メーカーのイメージですが、かつてはこういったプラスチックを使った家具の製造も行っていました。
角に丸みを持たせた曲線的なフォルムとツヤのあるプラスチックの質感が相まった、有機的なデザイン。
脚部に施された1本の筋が印象的なアクセントになっています。
※動画内の商品は以前販売したものになりますが、サイズやデザイン等のご参考にぜひご覧ください♪
軽やかなルックスながら、繊維強化プラスチックを使用していることにより、しっかりと堅固な作りになっています。
ヴィコ・マジストレッティは当時はまだ新しい素材であったプラスチックにいち早く注目し、家具に取り入れ、1960年代以降の”プラスチック時代”を切り拓いたと言われるプロダクトデザインをいくつも後世に残しました。
STUDIO 120シリーズは他にもブラックやグリーンなどのカラーバリエーションや、スクエアテーブルやダイニングテーブルなどのサイズ展開がありました。
天板と脚部はボルトで固定する設計になっており、脚の長さやカラーを自由に組み替えることができる仕様だったのだとか。
ダイニングテーブルだと4〜6人掛けとして使えるほどの広々とした天板サイズ。
ソファーテーブルにはもちろん、座卓としても使える高さもポイントです。

近頃若い世代にも少しずつその人気が高まりつつある、スペースエイジやミッドセンチュリー期のヴィンテージアイテム。
こちらは日本のヴィンテージ市場ではあまり出会えない珍しいアイテムですので、ぜひお見逃しなく♪















