artek Dining Table 81A Ash Alvar Aalto/アルテック ダイニングテーブル アッシュ アルヴァ・アアルト

アアルトが1920年代から開発を続けて生み出したものが、通称”Lレッグ”と呼ばれる曲木の技術を使った脚。
バーチ材が持つぬくもりはそのままに、無垢材よりも強度と耐久性がUP。
アルテックの代名詞にもなっている”スツール60”などのスツールやチェア、ダイニングテーブルなど、アアルトのプロダクトにはこの”Lレッグ”が多く採用されています。

こちらは81Aというモデルのダイニングテーブル。
横幅は150cmの広々としたサイズながら、奥行きが少し浅めなので圧迫感がありません。
また、Lレッグが天板の端に付いている構造は脚幅が広くなるため、椅子の収まりが良く、ゆとりが生まれます。
天板は木で枠組みを作り、上下を薄い板でサンドイッチする”フラッシュ構造”になっています。
そのため、無垢材と比べるととても軽量です。

Lレッグを使ったテーブルやスツール、チェアは、サイズや塗装など様々なバリエーションが作られてきました。
こちらのテーブルは天板にアッシュ材を使った一台。
スタンダードなバーチ材の木目とは雰囲気が少し異なり、天板の縁に現れた力強い木目が特徴的です。
アッシュ材モデルのテーブルは現在では廃盤になっており、市場でもあまり見かけることの少ないレアな一台です。
4人掛けダイニングテーブルにはもちろん、パソコンデスクやワークデスクにもおすすめです。
約100年も前にデザインされたものとは思えない、フィンランドデザインならではの洗練されたモダンな佇まいをぜひお楽しみください♪