There is a sense of humor that gives a dramatic dimension to the everyday.
直線と曲線のバランス、金属と樹脂の異素材ミックス、そしてどこか未来的でモダンなフォルム。
ミッドセンチュリーよりも少し前、アール・デコの影響が色濃く感じられ、実用性だけでは語れない、装飾の美学がここにあります。

天板にはミラーガラスを。
その上にさりげなく描かれた帆船が、時を越えたロマンを感じさせます。
鏡面に映り込む小物やカップ、そのすべてを少しドラマチックに見せてくれる不思議な力が宿る天板です。

サイドに付属する灰皿トレイは、テーブルの周りをぐるりと一周スライドさせることができるという機能的な設計。
シガレットホルダーや溝のデザインが当時の喫煙文化を彷彿とさせます。
また、支柱部分には象牙調のディテールが施されており、クロームの冷たさに温かみを添えています。
お香やキャンドルを楽しむテーブルとして、グリーンを飾る花台として。
ソファサイドに置いて、コーヒーやお酒を楽しめる小さなバースペースとしても。
そのユニークな佇まいは、イームズや、ジョージ・ネルソンといったUSミッドセンチュリーの名作たちとの相性も抜群です。











