
Andreas Tuckは1900年代初頭にデンマークで創業した家具メーカー。
名匠フリッツ・ヘニングセンが手がけた家具を製造していたことでも知られています。
テーブルを得意とするメーカーだったため、サレスコではテーブル部門を担当していました。
こちらのAT316は1960年代前半ごろにデザインされた、ドローリーフタイプのエクステンションテーブル。
天板下に収納されたサブ天板を引き出すことで天板を広げることができます。
ドローリーフタイプは片方だけを引き出して使うことができるため、4人から最大10人まで、シチュエーションに合わせて使い分けることができます。

チーク材を使用したしっかりと厚みのある天板に、脚先に向かって細くなるように丸く削り出されたテーパードレッグを組み合わせた、スタンダードなデザイン。
無駄な要素のないとてもシンプルなデザインながら、天板を広げた時の木目の美しさや堅牢な作りが圧倒的な存在感を醸し出しています。
ウェグナーの代表作であるYチェアやザ・チェアなどとの相性の良さは言わずもがな、どんなチェアをもその魅力を引き立ててくれるような器の大きなテーブルです。

AT316はウェグナーがデザインしたダイニングテーブルの中でもとりわけシンプル。
しかし、どっしりと構える重厚感や良質な素材の持ち味を活かす使い方など、さすがウェグナーと言える一台です。
作られてから既に60年以上も経っているものではありますが、現代でも全く色褪せることなく、それどころかこれから先10年、20年、、、と世代を超えて使い続けることができる一生モノではないでしょうか。
ウェグナーの椅子にウェグナーのテーブル、そんな贅沢なコーディネートをぜひご堪能ください♪














