こちらは”アポロ”という名の通り、1969年のアポロ11号の月面着陸から影響を受けたと言われています。
曲線を用いた有機的なフォルムがまさにスペースエイジを思わせる、個性的なデザイン。
透明ガラスの土台と赤いガラスのカバー、2つのパーツで構成されています。
カバー部分はクリアやグリーンなどいくつかのカラーバリエーションが作られていたようです。
カバーを外すと土台部分にアルミのホルダーがセットされており、そこへキャンドルを立てたり、ティーライトを置くことができます。
そのデザインもさることながら、さらに大きなサイズも相まり、お部屋のアイコンになるような圧倒的な存在感を放つ一品です。
2点目はスウェーデン出身のデザイナー、Hans Agne Jakobsson/ハンス・アウネ・ヤコブソンによって1960年代にデザインされた“Hurricane/ハリケーン”シリーズのキャンドルホルダー。
自身が設立したメーカーAB Markarydより製造販売されていました。
ハンス・アウネ・ヤコブソンは、通称”ヤコブソンランプ”と呼ばれる、パイン材を薄くスライスし成形したシェードの照明デザインでも知られています。
真鍮の土台にガラスのカバーを被せるシンプルな構造。
土台部分にはキャンドルを立てることができるホルダーがセットされています。
サイズやカラーのバリエーションも豊富で、様々なモデルが作られていたようです。
薄づくりなガラスと、落ち着いた輝きを放つ真鍮のゴールドを組み合わせ、モダンでスタイリッシュな雰囲気に仕上げられています。
土台に施された三角形の小さな穴もまた良いアクセントに。
サイズは小さめですが、繊細でどこか儚げな佇まいがとても印象的な一品です。