こちらのボウルは1890年代にスウェーデンで設立されたプラスチック製品を扱うメーカー、Husqvarna/ハスクバーナで製造されたヴィンテージアイテム。
シグヴァルド・ベルナドッテはHusqvarnaでも多くのデザインを手掛けており、こちらのボウルは”Signature”と呼ばれるシリーズの一品と思われます。
1959年ごろにデザインされたと言われており、1953年にデンマークのHerbert Krenchel/ヘルベルト・クレンチェルによってデザインされた”Krenit/クレニット”というエナメルのボウルから影響を受けたデザインと思われます。
表面はマットな質感のブラック、内側は光沢のあるライトグリーン。
質感とカラーのコントラストが特徴的なデザインです。
外側には細かなラインが刻み込まれており、一見プラスチックとは思えないような、高級感のある仕上がりだけでなく、傷が目立ちにくく、手に馴染みやすいという、使い手に寄り添った心遣いが見られます。











