生涯で約3000種類のガラスデザインを手掛けたと言われ、デンマークのガラスデザインの歴史に多くの功績を残しました。
代表作である”Ideelle”や”Skibsglas”、”No.5”などのグラスは現在でもホルムガードで販売が続くロングセラーシリーズとなっています。

彼の作品に共通するのは、手吹きガラスの柔らかな膨らみを活かした有機的なフォルムと、手にしたときの心地よさ。
そしてどこか、道具としての謙虚さを感じさせること。

この”Almue”も例外ではなく、しっかりとした厚みとどっしりとしたフォルムは、使い心地も申し分なく、気取らない日常にぴったり。
何気なくボウル部分を持っても、程よい丸みが手に吸い付くように馴染み、太いステムをぎゅっと握っても安定感があります。
複数のサイズや形状が作られましたが、こちらは中でもビールグラスデザインされているため少し大きめ。



















”Almue”とはデンマーク語で、「庶民」「民衆」といった意味を持つ言葉。