どこか神秘的な雰囲気のある淡いエメラルドグリーン。
日本で言うところの青丹色(あおにいろ)に近いようなカラーです。
プレートの縁を薄らと囲むブラウンカラーがさらに落ち着きのある佇まいを演出しています。

中央の深さのある部分は艶のある釉薬で仕上げられており、縁はさらっとしたマットな質感に仕上げられています。
和食器に通じるような風合いは、私たち日本人にとっても親しみやすく、和のシチュエーションにもとてもマッチします。
クイストゴーが手掛けたシリーズには、Kronjyden/クロニーデン社、Nissen/ニッセン社、Bing&Grondahl/ビングオーグレンダール社の3種類のバックスタンプが存在するものがあります。
1950年代ごろから、デンマークでは企業の合併や買収が盛んに行われており、時期によって製造するメーカーが異なるためです。
今回ご紹介するスーププレートはいずれもBing&Grondahl/ビングオーグレンダール社製となります。

釉薬のかかり方や焼成時の窯内の環境で発色や質感が絶妙に異なるため、どれひとつとして同じものがないというのもまた魅力。
眺めているだけでも心が落ち着くような、優しさに包まれたルーンの味わいにぜひ触れてみてはいかがでしょうか♪



















