こちらは1950年代にデザインされたチークプレート。
何も足さず、何も引かず、素材と形の調和だけで成立する、シンプルな美しさ。

カイ・ボイスンのデザインらしい、やわらかくも芯のある輪郭。
緩やかに立ち上がるリムのラインは、使うたびに手のひらにしっくりと馴染みます。
装飾的な要素を一切持たない分、木目や光の反射が形の美しさを引き立て、陰影までもデザインの一部にしているよう。

素材は上質なチーク材。
密度の高い木肌とあたたかな色合い、そして使い込むほどに増す艶。
経年によって濃淡が生まれ、光の角度でまるで表情を変えるように輝きます。
ヴィンテージのチークならではの風格が、このプレートの存在感をより際立たせています。












