Royal Copenhagen Baca Small Flower Vase Nils Thorsson/ロイヤルコペンハーゲン バッカ フラワーベース 花瓶 ニルス・トーソン 北欧インテリア

Designed by Nils Thorsson

1775年創業の北欧デンマークの老舗陶器ブランド、Royal Copenhagen/ロイヤルコペンハーゲン。
“ロイコペ”といえば白磁にブルーの模様が描かれた”ブルーフルーテッド”シリーズを想像される方が多いのではないでしょうか。
しかし、これだけ歴史の古いブランドですので、現行品とは雰囲気の異なる、趣深いヴィンテージアイテムが多く存在します。

1882年にロイヤルコペンハーゲンを買収したアルミニア社の窯で1965年代ごろから製造が始まった、”Baca/バッカ”シリーズ。
ロイヤルコペンハーゲンのアートディレクターを長年勤めたNils Thorsson/ニルス・トーソンの主導のもと、数名の若手デザイナーたちと共にシリーズを展開しました。

Please enjoy the profound feeling and simple warmth that can only be experienced in the vintage series.

ヴィンテージシリーズは、低温で焼成される”ファイアンス”という製法から生まれた、あたたかみのある表情と素朴な味わいが魅力です。
私たち日本人にもとても親しみやすい落ち着いた色合いや質感は、実は日本の焼き物からも影響を受けているそう。

こちらはBacaシリーズを主導した、Nils Thorsson/ニルス・トーソンのデザインのフラワーベース。
手のひらに収まるほどの小ぶりなサイズながら、目を凝らすとそこに広がっているのは実に緻密で豊かな世界。
魚や植物が抽象的に線刻と釉薬のレイヤーによって描かれ、まるで物語の断片を封じ込めたかのようです。

ブラウンを基調とした落ち着いたトーンは空間に深みをもたらし、北欧インテリアはもちろん、和の空間とも自然に調和。
花器としてだけでなく、ドライフラワーや枝ものをさらりと挿すだけでも絵になり、ペンスタンドやオブジェとして使っても美しく収まります。