Yasutake Funakoshi Bronze Sculpture/舟越保武 ブロンズ像 少女 アンナ ローラ 彫刻
Yasutake Funakoshi
戦後日本の彫刻界を代表する彫刻家、舟越保武。
1912年に岩手県で生まれ、中学時代に読んだ「ロダンの言葉(訳 高村光太郎)」に深く感銘を受けたことで彫刻家を志し、1939年に東京美術学校(現 東京芸術大学)彫刻家を卒業。
1950年に生まれて間もない長男を亡くしたのを機に、カトリックの洗礼を受け、以後カトリック教徒としてキリスト教信仰やキリシタンの受難などを題材とした作品に取り掛かるようになりました。
1962年に代表作である「長崎26殉教者記念像」で高村光太郎賞を受賞、1972〜1973年に「原の城」で中原悌二郎賞と大聖グレゴリオ騎士団長勲章を受賞。
1987年に脳梗塞で倒れた後、右半身が不自由になるも、すぐにリハビリを始め、2002年に亡くなるまで左手で創作を続けました。
This sculptural exudes a dignified expression and translucent beauty.
今回ご紹介するのは、少女のブロンズ頭像2点。
いずれも1960~1970年代に発表されたものと思われます。
ボブヘアの少女像は”アンナ”と呼ばれています。
パリの街中で写真に収めた少女のその1枚の写真をたよりに、何枚もデッサンを描き、記憶を確かめながら仕上げられた彫刻。
パブリックアートとして、神戸の結婚式場の屋外にも展示されています。
ポニーテールの少女像は”ローラ”と呼ばれています。
グラナダからセビリヤに行く列車の中で出会った14〜15才くらいの少女がモデルになっており、デッサンや写真をもとにいくつも作られました。
2016年にはモデルとなった女性本人が岩手県盛岡市の美術館で初めてローラ像と対面できたのだとか。
少女の初々しくも凛とした表情や、透き通るような美しさが漂う作品。
柔らかな空気で包み込む、あたたかさを感じることができます。
美しく洗練されたアートをぜひ身近に取り入れてみてはいかがでしょうか♪
Detailed Condition
全体をクリーニングいたしました。
ヴィンテージ品のため、経年による細かな擦れや土台に小さなカケなどがございますが、美観を損ねるような大きなダメージのはございません。
各アイテムの詳細画像はこちらからご確認下さい。☟
Yasutake Funakoshi Bronze Sculpture[A],[B]
詳細画像↓
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【サイズ】
A: アンナ 横幅 11cm 奥行 11cm 高さ 20.5cm 重量 約1850g
(土台 横幅 6.5cm 奥行 6.5cm)
B: ローラ 横幅 9.5cm 奥行 12cm 高さ 21cm 重量 約1965g
(土台 横幅 7cm 奥行 7cm)
【材質】ブロンズ、大理石
【年代】1960〜1970年代
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【配送方法】※1点あたり
ヤマト宅急便 80サイズでの配送を予定しております。
※この商品は自社便での配送を実施しておりません。