Danish Vintage Fog&Mørup Optima Pendant Light/デンマークヴィンテージ フォグ&モーラップ オプティマ ペンダントライト 北欧インテリア

The light exquisitely coexists with the restraint and playfulness typical of Scandinavian design.

サイズやモデル、カラーのバリエーションが複数展開されましたが、今回ご紹介するのは大きなサイズのブラウンカラー。
中央が筒状に立ち上がり、そこからゆるやかに広がっていくリング型のフォルムのシェードは、まるでドーナツのようにも、空中に浮かぶUFOのようにも見え、ひとつのオブジェのような存在感を放ちます。

電球には当時から推奨されているハーフミラー球を使用。
これにより直接的なまぶしさを防ぎながら、光をシェードの内側で柔らかく拡散させ、テーブル面にはふんわりとした陰影を描き出します。
さらに、やや大ぶりな球体があえて“ぽこっ”と飛び出すように設計されていて、その抜け感と愛嬌がたまりません。

注目したいのが、内側シェードの裏側に施された赤いライン。
光が灯ると、この赤みがほんのりと影響して、全体の光がよりあたたかみを帯びて感じられるよう工夫されています。
配光だけでなく“色温度”のニュアンスまでデザインされた、これぞまさに名作照明。

ダイニングやカウンター上に一灯吊るせば、その存在だけで空間がぐっと引き締まる。
北欧デザインらしい抑制と、遊び心が絶妙に共存する一灯です♪

Hans Dueは、1941年にデンマーク・コペンハーゲンのNyboder地区に生まれ、若くしてイラストレーターや彫刻家のもとで学んだ後にグラフィックアートの道へ。
1965年にデンマーク・グラフィックアーツ・インスティテュートを卒業後、パリに渡り写真とグラフィックを深めました。
その後広告・デザイン業界でグラフィックデザイナー・アートディレクターとして活動し、1974年には自身のスタジオ「Due Design AS」を設立。
照明の分野では、Fog & Mørupにて「Optima」シリーズのほか、「Phister」や「Formel」シリーズなども手がけています。2005年以降は画家としても活躍し、“New Realism”と称される作風で多くの作品を発表しています。

最近ではioT技術の発展により、スマートフォンやタブレットでオンオフが出来たり、LED電球の色を変えられたりなどが出来ますよね！
動画内でも使用しておりますが、当店で展示の際に使っている電球は”Philips”社の 『hue』という電球を使っています。
これがミッドセンチュリーの照明と合わせると相性が良く、現代の技術と当時の物を融合させるとまた楽しみ方が増えます。
LEDは熱が少ない分状態保持にも良いので、デジタル好きなヴィンテージファンの方は、是非一度お試しください♪